60過ぎ

自宅介護の毎日のなんだりかんだり。

「山へ逃げろ!」

あの日、仕事をしていたらすごい揺れにびっくりしてすぐ外に出た。他の職員も一か所に集まってきたら、専務が「全員山に逃げろ!」とひと声。寒かったのでコートを取りに事務所に戻ると、ロッカーは倒れ机はゴチャゴチャだった。職場は街なかで海からだいぶ離れていたので、ここまで津波は来ないと思いながら山へ向かい高台から街を見ていたら、瓦礫を巻き込み津波が押し寄せてきた。

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